2008-02-21(Thu)

『てるてるあした』

大好きだった『ささら さや』の続編が、やっと文庫になりました。ドラマでしていた時は、まだこっちを読んでいなくて、見たいんだけど、小説を読むより先にあらすじがわかっちゃうし…と悩んで、とびとびにドラマを見たりしていました。なので、ラストはちょっとわかってたんですが、やっぱり小説はいいですねぇ。
『ささら さや』と同じく、ちょっと不思議な事が起きるささら市で、前作に引き続き、さやと三婆、エリカさん達が登場します。ユウ坊やダイヤ君も、ちょっと成長しています。
加納さんらしい、ほわんと優しい作風なんだけど、テーマがちょっと重たい。けど、加納さんだからこそ、重くなりすぎずに、泣ける作品になっているんでしょうねぇ。
主人公の母親は、大好きだった自分のあだ名を自分の娘の名前にしていることから、娘を愛したかったんだと思います。でも、自分が愛されなかったから、どうやって娘を愛したらいいかわからなかったんですねぇ。こういうのが虐待の連鎖っていうんでしょうか。
てるてるあした (幻冬舎文庫 か 11-2)てるてるあした (幻冬舎文庫 か 11-2)
(2008/02)
加納 朋子

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