2008-09-08(Mon)
ほたるいろ
ひきこもり気味の日々を、本の感想などで。
2008-02-28(Thu)
『死神の精度』
伊坂幸太郎さんの文庫新作が出ていたので、買ってきました。「千葉」というコードネームの死神が主人公の短編集です。
相変わらず、伏線の張り方がうまいですねぇ。ひとつのエピソードの中だけにとどまらず、あるエピソードに登場した人物が、後のエピソードの仕事相手になったりもしています。それから、『重力ピエロ』に出てきた「あの人」が、死神とちょっと会話をするシーンもあります。
吹雪で密室状態になった館の中での殺人事件という、本格ミステリなシチュエーションのエピソードもあるんですが、死神がかかわると、こうなるのかー、という、ユニークなオチでした。
このシリーズ、もっと読みたいなぁ。
相変わらず、伏線の張り方がうまいですねぇ。ひとつのエピソードの中だけにとどまらず、あるエピソードに登場した人物が、後のエピソードの仕事相手になったりもしています。それから、『重力ピエロ』に出てきた「あの人」が、死神とちょっと会話をするシーンもあります。
吹雪で密室状態になった館の中での殺人事件という、本格ミステリなシチュエーションのエピソードもあるんですが、死神がかかわると、こうなるのかー、という、ユニークなオチでした。
このシリーズ、もっと読みたいなぁ。
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2008-02-21(Thu)
『てるてるあした』
大好きだった『ささら さや』の続編が、やっと文庫になりました。ドラマでしていた時は、まだこっちを読んでいなくて、見たいんだけど、小説を読むより先にあらすじがわかっちゃうし…と悩んで、とびとびにドラマを見たりしていました。なので、ラストはちょっとわかってたんですが、やっぱり小説はいいですねぇ。
『ささら さや』と同じく、ちょっと不思議な事が起きるささら市で、前作に引き続き、さやと三婆、エリカさん達が登場します。ユウ坊やダイヤ君も、ちょっと成長しています。
加納さんらしい、ほわんと優しい作風なんだけど、テーマがちょっと重たい。けど、加納さんだからこそ、重くなりすぎずに、泣ける作品になっているんでしょうねぇ。
主人公の母親は、大好きだった自分のあだ名を自分の娘の名前にしていることから、娘を愛したかったんだと思います。でも、自分が愛されなかったから、どうやって娘を愛したらいいかわからなかったんですねぇ。こういうのが虐待の連鎖っていうんでしょうか。
『ささら さや』と同じく、ちょっと不思議な事が起きるささら市で、前作に引き続き、さやと三婆、エリカさん達が登場します。ユウ坊やダイヤ君も、ちょっと成長しています。
加納さんらしい、ほわんと優しい作風なんだけど、テーマがちょっと重たい。けど、加納さんだからこそ、重くなりすぎずに、泣ける作品になっているんでしょうねぇ。
主人公の母親は、大好きだった自分のあだ名を自分の娘の名前にしていることから、娘を愛したかったんだと思います。でも、自分が愛されなかったから、どうやって娘を愛したらいいかわからなかったんですねぇ。こういうのが虐待の連鎖っていうんでしょうか。
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2008-02-05(Tue)
『アヒルと鴨のコインロッカー』
大学進学の為に一人暮らしを始める「僕」が、入居早々、隣に住む青年に、いきなり本屋襲撃に誘われる所から、物語は始まります。
その後、「僕」(椎名)視点のエピソードと、2年前の「琴美」視点のエピソードが交互に進んで行きます。
最初は、あとがきにも書かれているように、村上春樹さんの『本屋再襲撃』っぽい展開だなぁ、と思い、少し進むと、ある出来事から、アーヴィングの『熊を放つ』っぽい?とも感じましたが、終盤になり、ばらばらに思えたそれぞれのエピソードも、だんだんと接点が増えてきて、一気に繋がった辺りから、泣けてきてしまいました。かなりスピード感のある小説なのに、読者を置いていってしまったりしない所に、かなり練られているなぁ、という感じがします。後、伏線の張り方もうまいですねぇ。伊坂さんの小説は初めて読んだんですが、好きになってしまいました。
その後、「僕」(椎名)視点のエピソードと、2年前の「琴美」視点のエピソードが交互に進んで行きます。
最初は、あとがきにも書かれているように、村上春樹さんの『本屋再襲撃』っぽい展開だなぁ、と思い、少し進むと、ある出来事から、アーヴィングの『熊を放つ』っぽい?とも感じましたが、終盤になり、ばらばらに思えたそれぞれのエピソードも、だんだんと接点が増えてきて、一気に繋がった辺りから、泣けてきてしまいました。かなりスピード感のある小説なのに、読者を置いていってしまったりしない所に、かなり練られているなぁ、という感じがします。後、伏線の張り方もうまいですねぇ。伊坂さんの小説は初めて読んだんですが、好きになってしまいました。
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