2008-09-08(Mon)
ほたるいろ
ひきこもり気味の日々を、本の感想などで。
2008-01-13(Sun)
『かもめ食堂』
またDVDを借りました。
特にドラマチックな展開がある訳ではなく、ただ淡々とした日常に、和むというか癒されるというか。そして、時々、ふっと笑わされたり。映画のストーリーも出てくる食べ物やその他、あらゆる物がスロウです。
主な舞台となる「かもめ食堂」は、小さくて清潔で、すごく可愛らしいです。水色の壁や木製のテーブルと椅子、白い食器にうっとりします。あと、食堂で出される食べ物がとっても美味しそう。それも、ただ美味しそうなだけじゃなく、正しい食事、という感じがします。食べると、正しく体に吸収されて、生命になる、という感じ。こういう、正しい食べ物は、多分国境を越えるんでしょうねぇ。
小林聡美さんの動作もすごく綺麗でした。食事を作ったり、テーブルを拭いたりという動き方が、きちっとしていて、清潔そうで、「かもめ食堂」の雰囲気にぴったりと合っていました。
これを観るとお腹が空いてしまうので、食後に観るのがおすすめです(笑)
特にドラマチックな展開がある訳ではなく、ただ淡々とした日常に、和むというか癒されるというか。そして、時々、ふっと笑わされたり。映画のストーリーも出てくる食べ物やその他、あらゆる物がスロウです。
主な舞台となる「かもめ食堂」は、小さくて清潔で、すごく可愛らしいです。水色の壁や木製のテーブルと椅子、白い食器にうっとりします。あと、食堂で出される食べ物がとっても美味しそう。それも、ただ美味しそうなだけじゃなく、正しい食事、という感じがします。食べると、正しく体に吸収されて、生命になる、という感じ。こういう、正しい食べ物は、多分国境を越えるんでしょうねぇ。
小林聡美さんの動作もすごく綺麗でした。食事を作ったり、テーブルを拭いたりという動き方が、きちっとしていて、清潔そうで、「かもめ食堂」の雰囲気にぴったりと合っていました。
これを観るとお腹が空いてしまうので、食後に観るのがおすすめです(笑)
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2008-01-06(Sun)
『式日』
年末にDVDを借りて観ました。主演が藤谷文子と岩井俊二で、藤谷文子の原作を元に、庵野秀明が監督と脚本を手がけています。
仕事に行き詰まって、故郷に帰ったカントクは、ずっと「明日が誕生日」と言う不思議な「彼女」に出会い、彼女と行動を共にするようになります。やがてカントクは、ありのままの彼女をカメラで撮り始めますが、それも中断してしまいます。最後は、彼女の傷の原因となっていた母親と再会を果たし、止まっていた彼女の時間が動き始めます。
とにかく、まず、色と構図が綺麗。アイテムの使い方も凝っています。秘密の地下室で、花のように広げられた真っ赤な傘たちとか、赤い祭壇に祭られた青いギターと青い蝋燭の対比とか、とても綺麗でした。
「現実がフィルムに切り取られると虚構になる」というのも、この作品のひとつのテーマになっていると思います。その為、演技らしい演技と、素である演技の境界が曖昧になっている部分があり、ふっとバランスを崩したような感じにさせられたりしました。岩井俊二監督が少女にひかれるのがまた、非常にリアルというかナチュラルというか。
そして、この作品の最大のテーマが、病んだ少女。みんな病んだ家族の中で、一番病んでいる彼女は、毎日奇妙な儀式を繰り返すことで自分を保っていますが、それはとても脆いもので、いつかは現実に戻らなくてはいけません。その現実は死であるか母親との再会であるか、ですが、結局カントクの介入もあり、母親との再会になります。毎日を日付ではなく、曜日でしか数えられなかった彼女が、「私の誕生日は12月7日です」と言い、開けられることのなかったカーテンが開けられます。
元々、Coccoの『Raining』は好きなんですが、ただ「過去形」の歌として聴いていました。が、このようなラストを経た後、空を流れる雲の映像と共に聴く『Raining』は、今まで聴いていた印象と違って、とても希望に溢れた感じがして、ちょっと驚きました。
多分、彼女かカントクかどちらかに感情移入出来ないと、全く受け付けない映画なんじゃないかと思います。私は好きなので、もっと評価されても良かったのに、と思いましたが…。
仕事に行き詰まって、故郷に帰ったカントクは、ずっと「明日が誕生日」と言う不思議な「彼女」に出会い、彼女と行動を共にするようになります。やがてカントクは、ありのままの彼女をカメラで撮り始めますが、それも中断してしまいます。最後は、彼女の傷の原因となっていた母親と再会を果たし、止まっていた彼女の時間が動き始めます。
とにかく、まず、色と構図が綺麗。アイテムの使い方も凝っています。秘密の地下室で、花のように広げられた真っ赤な傘たちとか、赤い祭壇に祭られた青いギターと青い蝋燭の対比とか、とても綺麗でした。
「現実がフィルムに切り取られると虚構になる」というのも、この作品のひとつのテーマになっていると思います。その為、演技らしい演技と、素である演技の境界が曖昧になっている部分があり、ふっとバランスを崩したような感じにさせられたりしました。岩井俊二監督が少女にひかれるのがまた、非常にリアルというかナチュラルというか。
そして、この作品の最大のテーマが、病んだ少女。みんな病んだ家族の中で、一番病んでいる彼女は、毎日奇妙な儀式を繰り返すことで自分を保っていますが、それはとても脆いもので、いつかは現実に戻らなくてはいけません。その現実は死であるか母親との再会であるか、ですが、結局カントクの介入もあり、母親との再会になります。毎日を日付ではなく、曜日でしか数えられなかった彼女が、「私の誕生日は12月7日です」と言い、開けられることのなかったカーテンが開けられます。
元々、Coccoの『Raining』は好きなんですが、ただ「過去形」の歌として聴いていました。が、このようなラストを経た後、空を流れる雲の映像と共に聴く『Raining』は、今まで聴いていた印象と違って、とても希望に溢れた感じがして、ちょっと驚きました。
多分、彼女かカントクかどちらかに感情移入出来ないと、全く受け付けない映画なんじゃないかと思います。私は好きなので、もっと評価されても良かったのに、と思いましたが…。
![]() | 式日 (2003/07/24) 岩井俊二、藤谷文子 他 商品詳細を見る |










